痛風>痛風の原因物質、尿酸って何？

痛風の原因物質である「尿酸」とは一体何者なのでしょうか？

「尿酸」とは、一言で言うと、
「遺伝子を構成している核酸が代謝された最終産物」です。
ちょっとわかりにくいかもしれませんので、
もう少し詳しく説明します。

私たちの体は細胞でできていることは、
皆さんご存知だと思いますが、
この細胞の中にあり、プリン体が主成分である
「核酸」と言う物質を分解すると、最終的にこの尿酸が
できるわけです。
この核酸はすべての動物、植物細胞の中に含まれている
わけですから、私たちが
何かを食べると必ず尿酸として分解されていくわけです。

ですので、普通に生活している場合は、この尿酸は分解物として
生成され、体外に排出されるのです。

また、肉食動物の体内に多く存在しています。
ですから、私たちが動物の肉をあまりにもバクバクと
食べ過ぎると、体内の尿酸が多くなってしまうのです。

核酸の主成分「プリン体」について少し話しました。
ビールなどに「プリン体○○％カット」などと書かれてある
ものがありますが、これは一体なんなのでしょう？
次の記事で説明します。