痛風>痛風はなぜ男性に多い？

なぜ痛風は男性に圧倒的に多いのでしょうか？
前の記事を見ていただけたらわかりますが、
血清尿酸値の正常値は、男性のほうが高く設定されています。
ですので、男性のほうが体にたくさんの
尿酸を蓄えているのです。

女性の尿酸値が低い理由としては、
腎臓から尿酸の排出を促す作用が女性ホルモンにあるので、体内の尿酸を
体外に排出することができるのです
しかし、女性ホルモンの分泌が衰えると、話しは変わります。
50歳を超え、閉経を迎えると、 女性ホルモンの分泌が減るので、
女性でも尿酸値が高くなるということがあります。

一般的に、100人痛風患者がいたなら、
その中の2,3人が女性という割合となっています。

痛風となる基準は、前の記事で紹介したように、
「尿酸値が7.0mg/dL以上」となると発症しやすくなります。
ですので、この値を超えた場合は特に注意が必要です。
「私は女だから」と言って安心していてはいけませんよ！

次の記事では、「痛風になりやすい人」というのは
どんなタイプの人かをご紹介しましょう。