痛風>痛風発作の痛みを抑える薬はどんなものがあるの？

では、痛風発作の痛みを和らげるために用いられる処方薬を
ご紹介しましょう。

一つ目は、「コルヒチン」です。
これは、発作初期に服用することによって、症状の進行を
抑えたり、発作を回避させる働きがあります。
しかし、発作の痛みがかなり進行してしまっていると、
あまり効果がみられないようです。

医師に診断してもらいに来る患者のほとんどは、
この激痛期になっている方がほとんどですので、コルヒチンが
処方されない場合も多いです。

では激痛期に入ってしまっている方には、
どんな薬が処方されるのでしょう？

痛風の痛みは関節の炎症が原因ですので、
「抗炎症薬」が使われます。
日本ではよく、非ステロイド性抗炎症薬が使用されています。

これでも効果がみられない場合は。
より強力な抗炎症作用がある副腎皮質ステロイドが使用されます。
この薬が効いて、飲むのをやめてしまうと、発作が再発してしまう
ことが多いので、処方されたものは正しい量で正しい時間に
服用しましょう。